【艦これSS・軽空母】龍驤とゆかいな仲間たち 2話「潜水艦たち」

 

*1
加賀「龍驤さん、今日は潜水艦の子たちから零式水上偵察機の指導を受けたいと」

龍驤「零式水上偵察機? 別に潜水艦にそんなもんいらんやろ?」

加賀「どうしても受けたいという声が多くそれで龍驤さんに教わりたいと」

龍驤「はあ、別にいらんと思うしまあしかたないか。受けさせたる」

加賀「わかりました。人数は4人で伊58、伊19、伊401、伊8となっています」

龍驤「ほうほう、ウチが潜水艦に教えるのも変わっとるなあ。よし、やってみようか!!」

Contents

2

伊58「こんにちは、伊58。ゴーヤでち!」

伊19「こんにちは、伊19。イクなの!」

伊8「伊8。はっちゃんでもいいです」

伊401「こんにちわ!! 伊401です!!」

龍驤「ウチが龍驤や! よろしゅうな!!」

伊58「これが、龍驤でち……」

加賀「ゴーヤさん――――」

伊58「!?」

 ゴーヤは後ろから見ている加賀に振り返り絶句した。すぐさま怒ろうという態度でゴーヤはあることを思い出した。
 どんなことがあろうとも空母勢の前で絶対に龍驤のことを呼び捨てにしたらダメだ。そう、大鯨に教わった。
 これは、龍驤をしたっている空母が多く龍驤がいくら呼び捨てを許可しても絶対にまわりから許さないから。ゆえにこうなる。

伊58「す、すいませんでち! 龍驤さん!!」

龍驤「ああ、気にせえへん。いつものことや」

伊19「それで、練習ってなんなの?」

龍驤「ん? 練習はこの零式水上偵察機を使うんや」

3

伊401「おお、零式さんだ!」

龍驤「そや、これを高く飛ばすことや。気になるけど、なんでそっちはこれを使いたいんや?」

伊8「これははっちゃんがいいます」

龍驤「8か」

伊8「はっちゃんたちは潜水空母で零式水上偵察機や他の戦闘機を扱いたいです」

龍驤「でも、聞いた話しだとシオイは晴嵐が使えるって聞くで」

伊8「シオイちゃんは晴嵐だけで他の戦闘機はいまいち。だか飛ばせるようこの機会を得て少し克服しようと思っています」

龍驤「なんだかおもしろなってきたな。よし、指導いくで!!」

8、58、19、401「はい!!」

4

龍驤「ええか、こうやって飛ばすんや」

伊19「わっお札が変わったなの」

龍驤「これくらいは普通や。ただ、札や矢の扱い方は潜水艦じゃあ無理って聞くしな」

伊19「う……」

龍驤「あんまり力がいらんかったらこいつか」

伊58「ミニチュアの戦闘機でちか」

龍驤「そや、これなら大丈夫や。札は潜水艦にはいらん力が入るけどこいつなら大丈夫や」

伊8「さっそくやってみます」

 龍驤の指導の下、潜水空母たちは戦闘機を動かす。

龍驤「8、そうやないで」

伊8「わかりました」

龍驤「ゴーヤ、何ぼさっとしとんねん!」

伊58「ひぃ! ごめんなさいでち!!」

 龍驤の指導は非常に厳しい。今でこそ日本空母は強者ぞろいだが龍驤の厳しい指導があってこそである。龍驤の指導は相手の欠点を直しより強くするするためである。
 そうしなければ戦場で生きていけないからだ。

龍驤「ボケッとするな!! やる気あんのか!!」

伊19「すまないなの!」

 このように小さな体躯から想像できないほどの怒気が伝わる。
 夕方まで続いた指導が終わった。

龍驤「確か一週間もあるらしいな。これからもみっちり行くで! ええな!!」

8、58、19、401「はい!!」

*5
呂500「おかえりでっちー。どうだった?」

伊58「大丈夫でち。それにゴーヤはでっちーじゃないでち」

大鯨「夕食の準備ができていますから……」

伊19「やったなの!」

伊401「いただきまーす!!」

 潜水艦娘達は急いで席につきご飯を食べていく。

伊58「大鯨、龍驤さんの指導はすごいでち」

大鯨「ええ、あの人の指導はキツいと聞いています。

伊19「でも、いろいろ教えてくれるからありがたいなの」

伊8「ああいう厳しさがあってこその指導者です」

大鯨「ふふ、そうかも」

伊401「うーん、やっぱり小さいのが目に写っちゃうんだよね」

大鯨「龍驤さんは小さいからいろいろと言われるけど空母さんたちを鍛えて強くしているからあの人なしではなんとも言えない部分があります」

伊8「やっぱりすごい人ですか」

*6
 それから潜水空母たちは1週間も龍驤に鍛え上げられた。厳しい声が出ていたがじょじょに腕を上げていった。ついに龍驤から認められるほどになった。

龍驤「ようやったで潜水空母のみんな。ここまでやったらあとはバレんよう索敵ができるで」

8、58、19、401「ありがとうございます! 龍驤さん!!」

龍驤(ひょっとしてまさか、こいつらにも慕われたんかいな……)

伊26「ゴーヤ、龍驤のところにいるから見に来たよ」

伊58「ニム! 龍驤さんはさん付けでち!!」

伊26「え?」

伊19「わからないの? 龍驤さんはさん付けなの」

伊26「はぁ?」

伊8「さあ、言って」

伊401「言ったほうがいい!!」

伊26「わかった、わかったから……」

龍驤(やっぱこうなるんか)

 結局、慕われる範囲が広くなったのだ。

龍驤

Posted by ge18wa12er9o


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