【艦これSS・軽巡】球磨型日和 3話「妹たちと扱いが違うクマ」

Contents

1

羽黒「あっ! 木曾さんに球磨ちゃんだ!」

木曾「羽黒さんだ」

球磨(!?)

阿武隈「球磨ちゃん、北上さん、大井さん。元気ですか?」

北上「んー、阿武隈だ」

大井「なに、阿武隈?」

球磨(!?)

大鯨「あ、多摩さんに球磨ちゃん。まるゆさんはどこか知らない?」

多摩「知らないニャ」

球磨(なぜだクマ? なぜ、球磨だけ“さん付け”されないクマ?
妹たちと何が違うクマ? わからないクマ……。いくら考えても球磨と妹たちとどう違うのかわからないクマ……)

2

その日、球磨は妹たちに声をかけた。
球磨「多摩たちはなんで球磨だけ「ちゃん」なんだクマ?」

多摩「球磨姉ちゃん、駆逐艦からは「ちゃん」以外で言われているニャ」

球磨「――――!? そ、そうだけど納得できないクマ!!
なんだかこう球磨が妹と見られているような感じがしてしかたないクマ!!」

木曾「でも、、球磨姉さんは自分からちゃん付けしているような……」

球磨「そ、それもあるかもしれないクマ!」

大井「球磨姉さんかわいいし今のままのほうがいいかと……」

球磨「う、うーん」

北上「だったら、球磨姉が活躍したらいいんじゃないのかな?」

球磨「クマ?」

北上「いや、球磨姉が活躍したら自然とさん付けされるんじゃないかな?」

球磨「それだクマ!! 球磨はそれを使って大活躍してみるクマ!!」
球磨は張り切った。

3

北上の提案に乗りクマは多く活躍した。駆逐艦を助けたり、軽巡たちとともに活躍。重巡にも気配りをした。これなら大丈夫と思った一週間後。
鬼怒「あ、多摩さんに球磨ちゃんだ」

球磨(え?)

多摩「あ?」

鬼怒「? どうしたの?」

多摩「なんでもないニャ。問題ない」

神通「北上さん、大井さんに球磨ちゃん」

球磨(へ?)

北上「あれ?」

神通「どうしましたか?」

大井「い、いやあ……。なんでもないわ……」

大鯨「あ、木曾さんに球磨ちゃん!」

木曾「大鯨か」

球磨(ん?)

大鯨「どうしたの球磨ちゃん?」

球磨「……なんでもないクマ」

4

球磨「なんてことだクマ……」

多摩「姉ちゃん、大丈夫ニャ」

球磨「多摩はいいけど球磨はとてもじゃないが落ち込んでいるクマー」

木曾「まあ、皆がかわいいと思ったからだと思うし俺も球磨姉さんはかわいいと思っている」

球磨「ん!? 木曾は球磨が“ちゃん”付けされてもいいクマ?」

木曾「え?」

球磨「クマー、クマー」

木曾「球磨姉さん、怒らない……」

まるゆ「あ、木曾さんに球磨さん!」

木曾「あ、まるゆ」

球磨「……まるゆ」

まるゆ「え?」

球磨「もう一回」

まるゆ「木曾さんに球磨さん?」

球磨「やったークマー!! 球磨もさん付けしてくれる艦娘がいてよかったクマ!!」

多摩「球磨姉ちゃん、良かったなニャ!!」

まるゆ「これは……」

木曾「いろいろあったから気にするな」

球磨「クマー! クマー! クマー!!」


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