【艦これSS・軽巡】球磨型日和 9話「練習艦に行ってきます」

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1

北上「大井っち、軽巡で練習艦募集が来てるよ~」

大井「れ、練習艦?」

北上「うん、なんでも練度が高くなおかつ経験豊富な艦が希望だってさ」

大井「そ、そうですか……」

北上「私はがんばる大井っちが見たいな~」

大井「そ、そうですか北上さん」

北上「うん、見たいな」

大井(ど、どうしよう……。こんなにさわやかな北上さんを見ると……)

大井「で、でも私ったら性格が扱いづらいからよく行かされて……」

北上「それでも見たいな……」

大井「……わかりました! 北上さんがそこまで言うなら行きます!!」

2

球磨「大井が行ったクマ」

北上「ん、球磨姉。こういうときに大井っちを使うのはいいことだよね」

球磨「そうクマ、北上の言葉を信じ切っているし、球磨たちよりも経験豊富で頼りがいがあるクマ」

北上「うんうん。本当は球磨型の誰でもいいから連れてきてほしいから大井っちに誘導したからね」

球磨「ふっふふー、がんばってほしいクマ」

木曾(こう言うときの二人は嫌だ……)

多摩(腹が黒すぎるニャ……)

3

大井「何ヶ月ぶりかしら……。で、誰かしら?」

香取「あ、大井さんですか」

大井「香取さんですか?」

香取「ええ、今日は晴れ晴れしくいいかと思いまして」

大井(いけない、いけない。香取に口うるさいようなことを言ったらしごかれる……。
川内なんか夜戦練習でどうこう言われたから抑えないと)

大井「それで練習とは?」

香取「はい、妖精さんたちの練度をあげようかと思いまして」

大井「ああ、妖精ね」

香取「はい、新しい妖精さんたちなので鍛えにはちょうどいいかと思います」

大井(そうね、北上さんにいいところを見せるにはちょうどいい)

大井「わかりました! やってみます!!」

4

大井「まあ、私からすればこんなものね。ささ、こことここと……」

香取(さすが大井さん。6回も練習艦をしていたこともあって的確な指示を出せますね……)

北上「おお、やってるやってる」

大井「あ、北上さん!」

北上「大井っち、見に来たよ」

球磨「球磨たちも来たクマ」

多摩「ニャア」

木曾「ああ」

大井(落ち着いて落ち着いて……。いくら3人が来たとしても怒らない怒らない。
怒ったら球磨姉さんが怒ってどうこう言うし……)

木曾「多摩姉さん」

多摩「そうだったニャ」

北上「どうしたの?」

5

多摩「香取さん」

香取「なんでしょう?」

多摩「多摩たちも参加したいニャ」

北上、球磨(え?)

香取「ん? どうしてですか?」

多摩「いや、大井ばかりにやらせるのは少し悪いと思ったにゃ。姉ちゃんらしくがんばらないと……」

大井「い、いいですよ! 北上さんもがんばれって言っていますし……」

北上「そうだよ、ねえ」

球磨「そうだクマ!!」

木曾「ちまたに聞いたけどかなりの妖精がいるそうだ。俺たちも入っていいだろ?」

球磨「なっ!? それ、どこから聞いたクマ!?」

木曾「鹿島さんから」

香取「ああ、鹿島からですか。確かに球磨型のみなさんが集まれば練度が高くなりますよ。
1回だけの北上さんや球磨さんも息抜きにもいいですから」

北上(げッ! こっちの経歴も知ってたんだ……)

球磨(うわあ、やられたクマ……)

6

香取「それでは皆さん、がんばってください!!」

大井「北上さんと一緒に頑張れるなんて私、感激です!!」

北上「ああ、良かったね」

多摩「多摩たちもがんばるニャ!」

木曾「おお!!」

球磨「おお……クマ」

北上(多摩姉が気に入らないからっていくらなんでも……)

球磨(さばろうと思っていたのにこれは無いクマ……)

大井「北上さん、球磨姉さん! 多摩姉さんからたくさんもらってきたよ!!」

北上「え! 妖精がたくさん!!」

球磨「多摩は何のうらみがあるクマ……」

多摩(少しは姉の悪い部分を直さないといけないニャ)

木曾(こういう風にやらないとイケないときもある)

香取「みなさん、仲がいいですね」

5人「はい!」

北上、球磨(はぁ……)

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