【艦これSS・軽空母】龍驤とゆかいな仲間たち 1話「駆逐艦じゃない!」

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1

Z1「ああ、マックス」

Z3「Guten Morgen」

Z1「今日は暇だし空母寮に行ってみようよ」

Z3「珍しいね、どうしたの?」

Z1「たまには気分転換もいいしどうかなと思って」

Z3「そうか。なら行こう」

2

Z1「ここが空母寮か」

龍驤「ええと、確か」

Z1「あ、ごめん」

龍驤「ん? どうしたんや?」

Z1「ここに空母の人いない?」

龍驤「ああ、今はウチしかおらんで」

Z1「え? 君が空母? 駆逐艦じゃないの?」

龍驤「君、もしかしてここ来るのを初めてか?」

Z1「はい」

Z3「空母寮にはあまり用がないので詳しいことはわからないわ」

龍驤「そうか。ウチは駆逐艦に見えるけどこう見えて軽空母や」

Z1「はい」

龍驤「赤城や加賀、鳳翔とならぶ古参空母やし他の空母にも慕わとるで」

Z3「ということはグラーフとならぶ実力を持っている」

龍驤「実力はどうかな? まあ、飛行機は飛ばせるで」

Z3「試してみて」

龍驤「え?」

Z3「とてもじゃないけど駆逐艦にしか見えない」

龍驤(強情な子やな……)

3

龍驤「ほら、戦闘機やで」

Z1「本当に使えるんだ」

龍驤「そや、ウチなら弓飛ばしたりなんでもできる」

Z3「すごい」

龍驤「ああ、そうや」

Z3「駆逐艦なのに」

龍驤「いや、だから駆逐艦……」

グラーフ「ん、マックス・シュルツとレーレヒト・マースか」

Z1「あ、グラーフさん」

龍驤「おう、グラーフ」

4

グラーフ「何? マックス・シュルツが龍驤を空母と認めないだと?」

龍驤「そうや、なんとかしてほしいんや」

グラーフ「うーむ、戦闘機も見せたら誰でも認めるが……何が足りない」

Z3「グラーフは背が大きいけど龍驤はどう見ても小さい」

グラーフ「ああ、背が小さいから駆逐艦にしか見えないのか」

龍驤「やっぱり、それか……」

グラーフ「すまんなマックス・シュルツ。龍驤の背はしかたない。モデルとなった人物の背が小さいこともあってこうなっただろう」

龍驤「まあ、艦の時と同じようにこの容姿も独特かな」

Z3「やっぱり、納得しろと」

グラーフ「そうなる」

Z3「……はい」

龍驤「ありがとな、グラーフ」

グラーフ「大変だな」

龍驤「まあな」

5

リベ「あれ、珍しい駆逐艦?」

龍驤「いや、ウチは駆逐艦ちゃうで。空母や」

リベ「ええ、どう見ても駆逐艦だよ」

龍驤「なら、戦闘機見せたろか。ほら」

リベ「あ、本当だ」

龍驤(ああ、よかった)

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